露天艦橋
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いよいよフラィングブリッジ、日本語なら露天艦橋と言うべき場所に来ました。簡単に言えば屋根無しのブリッジです。天気さえ良ければ艦長はここで指揮を執ります。日本の戦艦は、
前檣と艦橋が一体化してしまっているので、一番てっぺんにある、防空指揮所がコレに当たるのでしょうか?中央に分厚い装甲に覆われた装甲司令塔があり、これはこの下三層に渡っ
てぶち抜かれています。元々撃ち合いをする軍艦にとって、繰艦に大事な舵輪や操舵手、そして司令官や艦長など、艦を操る人間を敵弾から守るために作られたのがこの司令塔でしたが、
窓も小さく外が全然見えない司令塔では非戦闘時には不便だと言うので、この司令塔の周りに人が立つ場所を付けたのが、この露天艦橋や、その下にある航海艦橋です。露天艦橋の
前面には風や、波飛沫を避けるためのスクリーンが取り付けられていますが、こうでもしないと強風で、艦長の帽子が飛んで行ってしまうのでしょう。しかしこのスクリーンのおか
げで、艦橋から見た主砲塔の写真が撮りづらくでいただけません。
露天艦橋です。 ジャムカはここでバラクーダー号の指揮を執りました。
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装甲司令塔のトップです。 分厚い鋼鉄の固まりです。 最大厚439mmと艦の中で最も分厚くなっています。
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露天艦橋からの景色、両用砲と同じく 単純な平面で構成されている主砲塔が分かります。 耐弾性を考えて、やたら複雑にしていた 日本海軍の戦艦とは全然趣が違います。
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計器類のアップ。 ライの作画の参考になります。
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偉そうに艦橋横にリボンバーまでくっつけています。 誇らしげです。
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司令塔もよく見てみましょう。ムチャクチャ分厚いハッチが開いていて中がよく見えます。今回は何故かは入れませんでしたが、多分普段は大丈夫だと思います。入る時はヘルメット
を被る様に言われます。実際狭いし、色んな機器が飛び出てますので、必ず被りましょう。ヘルメットは色んな色したモノが司令塔の上に置いてあります。冷戦時代軍艦も対放射能の
ためにNBC防御が叫ばれ、気圧をかけて密閉化できる様にしました。この司令塔もそうなんでしょうか。何やら、たくさんバルブがありますが、これはその為なんでしょうか?
見て下さい、この分厚さ!
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ヒンジもごつい。 とても手で開け閉め出来そうもありません
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申し訳程度の窓ですが、スリットに近いです。 けれどとても分厚い防弾ガラスが入ってます。
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司令塔は狭いので、必ずヘルメットを被りましょう。 彼はかなりはしゃいでます。
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まじで狭くて、色んなモノが飛び出して危ないです。
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司令塔内部。 殆ど視界はありません。舵輪が見えますね。 天蓋から潜望鏡の様なモノが降りてきています。 コレで外を視認するんでしょうか?
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露天艦橋から司令塔をなめて副砲射撃指揮所と前檣トップを見る。 てっぺんまで登りたいなぁ。
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梯子を一つ降りて再び左舷側より航海艦橋に入ります。ここは日本では羅針艦橋とか言われ、露天艦橋に居られない状況の時に一般航海指揮を行います。入ってビックリ、狭いです。
護衛艦などの広々とした艦橋を思い浮かべると、とてもコレが4万トン以上ある大戦艦の艦橋かと思うぐらい狭いです。コレも、ぶち抜いてある司令塔のせいでもあります。因みに日
本の戦艦は司令塔と羅針艦橋は離れていたため、ずっと広いです。それに装備されている機器の古さも目立ちます。火器管制など、コンピューターなどを使う高度なことはCICなど、
艦内奥にあり、昔と変わらぬ航海一般はこの程度の装置でよいと言うことなんでしょうか。艦の傾斜を示す装置も何だか原始的ですが、恐らくこれが一番よく分かるんでしょう。無数
の配線が天井から窓枠まで、所狭しと走っていて、ただでさえ狭い艦橋を更に煩雑化させています。艦橋正面右側に艦長の座席があります。軍艦では大抵ここら辺に置いてありますね。
早速座って記念写真です。
航海艦橋ですが、後に司令塔が迫っているので、 とても狭くなっています。 雷や師真はここで指揮を執っています。
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何やら無数のケーブルが走っていて、 ここらは綺麗にまとめられた近代艦とは違います。
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随分年代物の傾斜計。 ただし一目瞭然で分かる仕組みになっていますね。
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艦長席にふんぞり返っているのは 友人のドクトル齋木氏。 新婚2年目です。
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今度は右舷側より艦橋の外に出ると、格子状の床の上に椅子と伝声管、艦内通信装置がまとめられた席があります。これは多分上陸作戦とかに艦長がここで、戦況を見ながら指揮を
執る所ではないでしょうか?勿論座って記念写真です。
航海艦橋横の指揮所。 艦砲射撃の時は良い見物場所です。
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言い忘れましたが、艦橋に入る時に目に付くのは入り口の扉のロック機構です。中央のハンドルを回すと扉を固定するための閂の様なモノが飛び出てきます。面白いから回してください。
複雑な構造の様に見えますが、動きは単純。 是非回して遊んでみて下さい。
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